私は現在、ヨガ資格取得のためにオンラインで学んでいます。
座学の中で「瞑想」について学ぶ機会があり、その中で初めてマインドフル・イーティングという考え方を知りました。
マインドフル・イーティングとは、
「何かをしながら食べる」のではなく、
ただ食べることそのものに意識を向けるというもの。
早速、実践してみました。
テレビはつけず、スマホも置いて、
目の前の食事だけに集中します。
まずは、目で見る。
食材の色や形、盛り付け。
次に、鼻で香りを感じる。
ふわっと立ち上る匂いに、自然と意識が向きます。
手で触れ、
舌で味わい、
そして、耳で音を聴く。
咀嚼する音、飲み込むときの嚥下音、
そして周囲の静かな空気。
五感すべてを使って食事をしていると、
不思議なことに、味覚がどんどん鋭くなっていきました。
「こんなに繊細な味だったんだ」
「こんな旨味があったんだ」
驚きながら、その味をいつまでも口の中にとどめておきたくて、
自然と食事のペースはゆっくりに。
よく噛んで、丁寧に食べるようになっていました。
結果は、圧倒的な満足感。
食べる量はいつもより少ないのに、
心も体も「もう十分」と感じているのです。
よく噛むことで消化もよくなり、
食後の重たさもありませんでした。
「食べる」という日常の行為が、
こんなにも豊かで、穏やかな時間になるなんて。
マインドフル・イーティングは、
特別な道具も、難しい知識もいりません。
ただ、
今この瞬間の食事に、意識を向けるだけ。
忙しい毎日の中で、
自分を大切にする小さな習慣として、
これからも続けていきたいと思います。
