抑うつ状態になる少し前、私の体に最初に現れた異変は
「耳が聞こえにくくなったこと」 でした。
ある朝起きると、片方の耳に膜を張ったような違和感があり、
明らかに聞こえ方が鈍くなっていたのです。
片耳に感じた違和感
前日の夜、入浴中に耳に水が入ってしまったため、
その水分が耳の中に残っているのだろうと思いました。
「しばらくすれば蒸発して、自然に治るだろう」
そう自己判断し、そのまま様子を見ることにしました。
しかし、一週間経っても改善する様子はありませんでした。
さすがに心配になり、耳鼻科を受診することにしました。
病院での診察
耳鼻科では、いくつかの検査を受けました。
ところが、はっきりとした原因は特定できませんでした。
そのとき先生から、こんな質問を受けました。
「最近、強いストレスを感じることはありませんでしたか?」
確かに思い当たることはありました。
けれど当時の私は、
「多少のストレスは誰にでもあるもの」
「ストレス程度で体に異変が出るほど、自分は弱くない」
そう思っていました。
先生から告げられた言葉
すると先生は、少し真剣な表情でこう言いました。
「このまま放置すると、以前のような聴覚に戻らなくなる可能性があります。
この一週間が勝負です」
その言葉を聞いた瞬間、
「これはただ事ではない」
と強い不安に襲われたことを、今でもよく覚えています。
治療と生活の見直し
治療として、内服薬が処方されました。
さらに生活面では、
- しっかり睡眠をとること
- 残業はできるだけ控えること
この2つを強く指示されました。
少しずつ戻ってきた聴こえ
受診から2〜3日後、少しずつ耳の聞こえは回復し始めました。
そして一週間後には、多少の違和感は残ったものの、
ほぼ元どおりに聞こえるようになったのです。
今振り返って思うこと
このときは、耳の不調が「抑うつ状態の始まり」になるとは思ってもいませんでした。
ただ今振り返ると、体はすでに何かのサインを出していたのかもしれません。
当時の私は、ストレスを「自分には関係ないもの」と思い込み、心や体の疲れに気づけていませんでした。
まとめ|体の小さなサインを見逃さないために
体の異変は、必ずしも大きな病気とは限りません。
けれど、体が何かを伝えようとしているサインであることもあります。
もし同じように、
- 耳の違和感
- 原因のわからない体調の変化
- 強い疲れやストレス
を感じている方がいたら、無理をせず、早めに体を休めることも大切だと思います。
私自身も、この出来事を通して、体の声に耳を傾けることの大切さを学びました。
少しだけ耳を傾けてみることも大切なのかもしれません。
-- 次回の記事では、耳の異変のあとに私の体に起こった変化について書いています。
→ 「抑うつになるまでの経緯②|朝食後の吐き気」 はこちら
抑うつになるまでの経緯②|朝食後の吐き気

